2024/12/30 23:23
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こんばんは、コーヒー豆や🫘「上ナシ」のフーテン𝓜です。
この前、ここで「Netflixがおもしろいね」と書きました。
まあ、Netflixだけじゃないけど、あいつらズルいよね?
だって「あなたが興味がありそうな番組」とかさりげなく予告編とか流してきたりしてさ。
引っかかるよね、あれは。
なんかAIやアルゴリズムに操られて支配されている感じがして負けた気がするわ。
とは言いながら、Netflixがおススメしてきたスポーツドキュメンタリー『アーロン・ロジャース: エニグマなる者』を見ちゃったんだけど・・・
コナコーヒー飲みながら、1話だけって思って見てたけど、途中でやめられなくなるよね?
結局最後まで全3話見ちゃった。
Netflixにしてやられましたわ。
でも、『アーロン・ロジャース: エニグマなる者』、かなりおもしろかったし、興味深い内容でした。
番組は3回シリーズで、アキレス腱の怪我からの復帰に備えるNFLのクォーターバック、アーロン・ロジャースに光を当て、その人生とキャリアの軌跡をたどるというもの。
プロフットボールのNFLをほとんど見ない日本の人にとっては、いまいちピンとこないと思われるアーロン・ロジャース選手の話なので、アーロン・ロジャースがどんだけすごいのか説明したいけど、それしてたら日が暮れるので、ズバリお金の話をしましょう。
大谷翔平選手がドジャースと10年総額7億ドルの契約を締結したことは知っているでしょう。この契約は変則的なもので、20年払いの契約だったこともご存じでしょう。
ここでは支払いの契約はひとまず置いておいて、10年総額7億ドルですから、年換算すれば1年で7000万ドルということになります。
で、アーロン・ロジャースは、長らくパッカーズで活躍、2023年にジェッツに移籍しました。移籍前の2022年NFLで2年連続MVPを受賞したアーロン・ロジャースは4年総額2億ドルで契約延長。つまり、アーロン・ロジャースの年俸は、この時1年5000万ドルということになります。
2023年にジェッツに移籍した際は2年契約で7500万ドル、つまり1年3750万ドル。現在、41歳ということを考えれば、大谷選手に引けを取らない年俸といえるんじゃないでしょうか。
分野は違いますが、選手の評価額を比較すると、だいたいどういう位置づけの選手か、わかってもらえるでしょう。
制作:graph-stock
ただ、今年、ケガから復帰してかなりやるんじゃないか・・・と期待されたアーロン・ロジャースですが、チーム成績のほうは今日現在で4勝12敗と奮っていませんけどね。
それはともかく、このスポーツドキュメンタリー『エニグマなる者』、つまり『謎めいた者』という題名がつけられていることからわかるように「謎めいた選手」アーロン・ロジャースがいったいどんなことを考えてきたのか、マスコミで報じられることにどういう思いで対処してきたのか、謎だった部分を赤裸々に明かしているところはまさに題名通りで、題名に偽りなし!
エニグマと聞けば、第2次世界大戦でナチスドイツが使用した暗号機を思い浮かべる人もいるでしょう。ナチスをやっつける際にイギリスがエニグマの解読に成功したことが連合国に有利に働いた面を評価する人もいるでしょう。
映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」でも描かれています。
ドキュメンタリーを見て、アーロン・ロジャースのことをよりに好きになる人もいるだろうし、理解できずドン引きする人もいるかもしれない。しかし、いずれにしても、このスポーツドキュメンタリーは『謎めいた者』の「謎の一部」を解き明かしたと言っていいでしょう。
また、このドキュメンタリーでは、世界をロックダウンに追い込んだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、当時も、そして検証時期に入っている今も巻き起こっているさまざまな議論についても、1つの問題を提起しています。
簡潔にいえば、人間の移動の自由、コロナワクチンを接種するしないの自由、マスクをするしないの自由...etc 【人間の自由 vs 国家】の対決の問題です。
ドキュメンタリーでは、アーロン・ロジャースが2024年のアメリカ大統領選挙に立候補したロバート・ケネディ・ジュニアの副大統領候補に!?なんていう話題も取り挙げられています。
ロバート・ケネディ・ジュニアは、暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子で、これまた暗殺されたケネディ元大統領のおいにあたる人物で、特に「反ワクチン活動家」として知られ、新型コロナウイルスのワクチンの接種に反対する集会に参加するなどして注目を集めたことでも知られいます。
2024大統領選挙では、無所属で立候補し、結局途中で選挙活動の中止し、トランプ氏支持を表明したのですが・・・
いずれロバート・ケネディ・ジュニアが描いた賛否両論あるベストセラー『人類を裏切った男 巨大製薬会社の共謀と医療の終焉』はこのドキュメンタリーを見たからには読まねばならないと思いました。
アメリカの新型コロナウイルス感染対策を指揮したアンソニー・ファウチ前国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長の実施したことはよかったのか悪かったのか、正しかったのか間違っていたのか、ワクチンを開発した製薬企業は誠実だったのかどうか...etc
アメリカだけでなく、日本国内でも実施されたロックダウン、ワクチン接種などについても、いずれ同じような本が出てくるでしょうから、あわせて検証しなければならないですね。
それらとは別にこのドキュメンタリーで印象に残ったアーロン・ロジャースのことばを1つだけ紹介しましょう。
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成功と失敗は
残念なことに
勝ち負けで考えられている。
でも二元的なものじゃない。
全力を尽くしてもダメな時もある。
不調の時に勝つこともある。
でもそれで成功や失敗は決まらない。
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ロジャースが言っていることは人生を生きるうえでめっちゃ大事なことのようにボクには思えるんです。特に若い人には。
人によっていろんな言い方があるけれど、二元的に勝ち負けで成功か失敗かに分けらることはできない。失敗は成功の母といわれるように成功の中に失敗の芽があり、失敗の芽の中に成功の種がある。それらが常に表裏一体で成功のような失敗、失敗のような成功があるんじゃないか。
講道館柔道の創始者である嘉納治五郎が述べたことばに順道制勝(じゅんどうせいしょう)というのがあります。
「道にしたがえば、
勝を制し、
行いて人を害なわず」
扁額『順道制勝行不害人』(嘉納治五郎)
講道館のサイトには、
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順道制勝とは・・・
勝つにしても
道に順(したが)って勝ち、
負けるにしても
道に順(したが)って
負けなければならぬ。
負けても
道に順(したが)って負ければ、
道に背いて勝ったより
価値があるのである。
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勝ちさえすればいいじゃない。
道に順って勝つ。
だから負ける時も
道に順って負ける。
道に順っているから
勝っても負けても
行いて人を害なわず、
となる。
だから、
良い勝ちもあるし、
悪い負けもある。
良い負けもあるが、
悪い負けもある。
アーロン・ロジャースはそんなふうな意味で言ってたんじゃないか。まあ、これはボクの憶測ですけどね。
これに類似の発言としては、NBAのヤニス・シーナ・ウーゴ・アデトクンボ(Giannis Sina Ougku Antetokounmpo)選手の動画あるので参考までに紹介しておきます。
アデトクンボ選手は1994年生まれで、ギリシャのアテネ出身でNBAミルウォーキー・バックスに所属(2024年現在)。
5年連続NBAオールスターゲームに出場、2020年には同一シーズンにMVPと最優秀守備選手賞を受賞したNBA史上3人目の選手となりました。
どんだけすごい選手か、NBAを見ない人にはピンとこないだろうから、年俸を書いておきます。
ヤニス・シーナ・ウーゴ・アデトクンボ選手の2024-25シーズンのNBA年俸ランキングは12位で約4900万ドルです。
年俸を聞いたら、アデトクンボ選手の話を聞いてみる気になった!?
激怒せずに丁寧な言葉で話すところなんか尊敬しちゃいますね。
人生は続く...
迷わず行けよ!行けばわかるさ!
タァー!
✨大谷翔平選手 年7000万ドル✨
✨ロジャース選手 年3750万ドル✨
✨アデトクンボ選手 年4900万ドル✨
🎉ボク 年20000ドル🤣
なんでやねん!?